太田教会 元旦祈祷会 2025年1月1日(午前11時

 

  

   詩編歌(わがきみ、わがしゅよ)1~4節

「わが君、わが主よ。御名の栄光は天に置かれ、地の上のものすべて、その輝きを映す。/主はみどり子の口にも、力の基置きたもう。敵を静めんがため、強き砦としたもう。/われ主の指の業なる、空、月、星、見て想う。人は何者なれば、かくも愛したもうや。/人の子を、ただ少しく、神より低く造りて、御栄えと誉れとを、冠となしたもう。」

 

年初祈祷 (牧師)

聖書 旧約聖書イザヤ書49章1~6節 下線部唱和 

『島々よ、聞け。遠い国々の民よ、心して聞け。主は母の胎にいる時から私を呼び、母の腹にいる時から私の名を呼ばれた。主は私の口を鋭利な剣として、私を御手の陰に隠し、研いだ矢として、御自身の矢筒の中に隠された

 主は言われた。「あなたはわたしの僕、わたしはあなたのうちに栄光を現わす。」私は言った。「私はいたずらに労苦し、意味もなく、空しく力を使い果たしましたそれでも、私の公正は主と共にあり、私の報酬は私の神と共にあります。」

 主はヤコブを御自分のもとに立ち帰らせ、イスラエルを御自分のもとに集める。そのために、母の胎にいる時から、私を御自分の僕として形づくられた。私は主の目に重んじられ、私の神は私の力となられた

 主は言われる。「あなたはわたしの僕となって、いっそう軽んぜられることだがわたしはあなたを諸国民の光とし、わたしの救いを地の果てまで届かせる。」』

 

説  教 いっそう軽んぜられることだが(旧約聖書岩波版関根訳)

「神が自らへりくだり、人間の弱さを担い、愚かさを味わい、苦しみを忍び、死を受け入れてくださった。これこそ、主の僕イエスのうちに現わされた神の栄光であった。この御方によって、神の壮大な御計画は成就され、主の救いは地の果てまでもたらされて、キリストこそ国々の光となられた。

 多くの人が主を知らない国、この日本に、私たちはキリストの証し人として召されている。主イエスの僕として遣わされ、神の公正をもたらして、それを打ち立てるために。この使命を帯びている私たちは、神の言葉に耳を傾け、主の御業に目を開いていなければならない。

 もしも、自らの死を遠ざけ、苦しみから逃げて、愚かさをごまかし、弱さをつくろうなら、私たちは主の僕ではない。むしろ、人から軽んじられることを怖れず、重んじてくださる神を畏れて生きる私たちこそ、神の選びの民、主イエスさまの僕である。」牧師説教より

 

黙想祈祷 静まって御言葉を思い巡らし、それぞれに祈りをささげましょう。

主の祈  

 

信仰告白 ハイデルベルク信仰問答 第1

(問)生きるにも死ぬにも、あなたのただ一つの慰めは何ですか。 

(答)私が「私自身のもの」ではなく体も魂も、生きるにも死ぬにも「私の真実な救い主イエス・キリストのもの」であるということです

 

   詩編歌 (しゅはみてのわざ)5~7節

「主は御手の業すべてを、人に治めしめんため、よろずの物の上に、王とならしめたもう。/すべての羊また牛、野の獣、空の鳥と、海の魚、もろもろの海路かようものまで。/かかる御業なりたもう、おお主よ、われらの神よ、主の御名、地にあまねく、まことに尊きかな。」